画鋲の穴を埋める小技!壁の穴はティッシュや歯磨き粉で補修できる

意外と目立つ壁に開いた画びょうの穴。実は、ティッシュや歯磨き粉であっという間に目立たなくできます。子どもの作品やフォトフレーム、ポストカードを画びょうで壁に飾るのも、もう気兼ねは不要です!

CHAPTER

意外なアイテムで画びょう穴を補修してみよう!

まずは壁に空いた画びょうの穴をチェック。

画びょう穴の横に画びょうを指して、穴が空いている場所の目印にしました。穴自体は小さいのですが、近付いて見たり、いくつもあったりすると気になります。

では早速、この画びょう穴を補修してみましょう!

■ ティッシュペーパーを使った画びょう穴の補修

まずはティッシュを使った補修方法。

ティッシュはほんの少しで大丈夫です。多すぎると穴に入りきらず、やり直しになります。

つまようじの先端を使ってティッシュを画びょう穴に押し込んでいくと……。

この通り! 近くからアップで見てもほとんど分からない仕上がりに。来客時などにソファから見られても、気付かれないでしょう。

■ 歯磨き粉を使った画びょう穴の補修

続いて、同じ画びょう穴を歯磨き粉で補修してみます。

白い歯磨き粉を少し指先にとります。こちらも、ほんのちょっとで大丈夫。

画びょう穴に押し込んでいきます。

指で塗り込んだあと、仕上げにティッシュなどで余分な歯磨き粉を拭き取ります。穴がまだ目立つようなら、塗り込んで拭き取る作業を何度か繰り返します。

もうどこに画びょう穴があったか分かりません。写真で見ても、実際に肉眼でよく見ても分からないレベルに補修できています!

「白いビニールクロス貼りの壁」というのが前提の補修方法ですが、ティッシュも歯磨き粉も、あっという間に画びょう穴を目立たなくできました。

画びょうより大きめの穴を同じ方法で補修してみると?

思っていた以上にきれいに補修できたので、画びょうより少し大きい穴も同じ方法で補修してみました。

こちらは細めのネジ開けてしまった穴。画びょうよりもかなり目立つ大きさです。穴が大きくて深めなので、ティッシュを詰めたあとに歯磨き粉で仕上げるダブル使いで補修してみました。

仕上がりはこちら! ネジ穴の跡はよく見ると分かりますが、凹凸をほとんどなくすことでかなり目立たなくなりました。離れると、言われない限りほぼわかりません。

意外なほどあっさりと補修できてしまって目からウロコでした! ティッシュと歯磨き粉おそるべし。

どの補修方法もクロスの色をしっかり確認して、近い色のもので補修することが大事。白い壁もよく見るとややクリーム色がかっていることがあるため、そのときは色の合う専用の補修材を使うと、よりきれいに仕上げられます。

PROFILE

シマムラ アサミ
Shimamura Asami
暮らし&リノベーション専門のフリーライター。DIY可能物件に住みながら、男子ふたり育児中。子育てを楽しくスムーズに、家事を時短してラクに、そして大好きな家をもっと心地いい場所にする暮らし方を発信します。

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