部屋のコードを上手に隠す!延長コードのごちゃつき解消アイデア5選
便利な家電が増え、スマホやタブレットなどの充電すべきアイテムが増え、気付けば家の中は電源ケーブルや延長コードだらけ。これでは床掃除もしにくいし見た目も生活感たっぷりでイマイチです。今回はそんな配線コード類をスッキリさせるアイデアを5つご紹介します。
コード&ケーブルの整理アイデア5選
ロボット掃除機や加湿器・空気清浄機・パソコン・Wi-Fiルーターなど家庭内で使う電化製品はとても多く、コードまわりはごちゃつきがち。
特にリビングダイニングはごちゃついたコード類が目に見えると一気に生活感が増してしまいますし、来客時にちょっと恥ずかしい思いをすることも。
そんな配線コードは隠すに限る!
最近では配線を隠すためのケーブルボックスなども販売されていますが、今回は自宅にあるもの or 手に入りやすい材料を使用しました。市販品よりもサイズやデザインの幅が広がるため、空間や好みにあわせて配線を隠すことができますよ。
それでは、筆者宅で特にごちゃついている延長コードまわり、Wi-Fiルーターの配線、スマホの充電コードなどを、5つのアイテムを使って目隠ししていきましょう!
1.ナチュラルなカゴ
まずはリビングの壁沿いに這っている延長コード隠しにチャレンジ。
子どものゲーム機にアイロン、夏は扇風機・冬は加湿器などをつなぎ、いつもコードがとんでもないことになっている場所です。
特に、Wi-Fiやゲーム機の電源は大きくて存在感がすごい……。 左奥に延びるコードの先にWi-Fiルーターがあり、壁一面にコードが這っている状態です。
リビングは無垢材やOSBボードでナチュラルな空間にしているため、それに合うカゴを使ってみました。
まずはコンセントをカゴ内に通すために、カッターでカゴの隅に切り込みを入れます。
こんな感じに3辺だけを切って、完全には切り離さない状態に。
そこに、コンセントを入れ込みます。こちらはWi-Fiルーターのコンセント。
3辺に切り込みを入れただけなので、外側から見てもこのとおり自然な仕上がり。穴が空いているようには見えません。
反対側の隅にも同じように、先ほどより大きめに切り込みを入れて、次は延長コードタップを入れ込みます。
この状態になったらOKです。
あとは必要なコードを延長コードのタップに差すだけ。
ちなみに、延長コードのタップ部分を隠したいだけなら右側のみでいいのですが、今回は延長コードのさらに先にWi-Fiルーターがあるため、両サイドに穴を開けてコードを両サイドに通しました。
カゴ内でコードを全部つないだら、目隠しの布をかぶせて完成。ふた付きのカゴを使うのもおすすめです。
よく抜き差しをするコードはカゴの上から入れていますが、めったに抜き差ししないコードはカゴに空けた切り込みから通す方がスッキリした見た目になります。
※延長コードにタップを差しすぎると危険です。利用方法を守ってお使いください。
2.木箱
続いてはWi-Fiルーターまわりへ。コンセント位置やほかの電源の関係で床置きになっているWi-Fiルーター。
ボリュームがあるので、かなり悪目立ちしていました。しかも、コードに足を引っかけて倒れることもしばしば。
そんなWi-Fiルーター隠しに使うのは、エイジング感のある木箱。
このようにWi-Fiルーターや電源をすべて箱の中に入れます。 ルーターやコードに負担がかからない配置になるよう気を付けましょう。
そして、立てます!
存在感のあったルーターや電源コードがすっぽりおさまって、かなりスッキリしました。
ちなみに、こちらの木箱は底に隙間があって立てたときに中が見えてしまうので、底に布を敷いて目隠しをしています。
遠目で見るとこんな感じに。
床を這うコードにはもうひと工夫できそうですが、存在感のある延長コードタップやWi-Fiルーターを自然に隠すことができました。
壁や床に合わせて、カゴや木箱の色や素材感をチョイスすると、よりなじんで見えますよ。
3.ブランド靴箱
延長コードのタップを隠すアイデアをもうひとつ。
お気に入りのブランド靴を購入したときの箱、おうちにあったりしませんか?
先ほどのカゴと同じように、カッターで切り込みを入れて使ってみましょう。このように3辺をカット。
そして両サイドからコードを入れていきます。
必要なコードを差すと、中はこんな感じに。
切り込みを通さないコードの通り道として、このように箱の一部をカットするとスムーズにふた部分が閉まります。
ふたを閉めるとこんな感じです。
子ども部屋にはこのようなラフな箱を使っても似合うかもしれませんね。
床を這うコードが気になるようであれば、コードをすっきりまとめるアイテムなどを用意して、壁沿いに固定して浮かせてしまってもいいですね。
4.ファイルボックス
こちらもごちゃつきがちなスマホ充電まわり。
複数台のスマホやワイヤレスイヤホンを同時充電するため、何本も充電ケーブルを用意しています。もちろん、いつもぐちゃぐちゃで、よく絡まったりもします。
何も充電していないときはこの状態。コードにまとまりがなく、雑多な感じがプンプンします。
そんなデスクまわりに使うのは、無印良品のファイルボックスシリーズ。今回は同シリーズのファイルボックス(スタンダードタイプ・1/2)とポケットを用意しました。
ファイルボックスには丸い穴が開いているので、そこからコードを入れ込みます。
すべてコードを入れるとこんな感じに。あと数本は入れることができそうです。
また、ファイルボックスの内側にポケットを3つ装着。
あとはスマホに充電コードを差して、ポケットにスマホを入れるだけ。
ちなみに一番奥にはスリムなポケットを装着して、文房具を収納してみました。これでデスクのペン立ても不要に!
コードでごちゃごちゃしていたデスクまわりが、だいぶスッキリしました。
ファイルボックス用のポケットは全部で3種類あるので必要なサイズと数を用意すれば、まだまだ収納力を増やせそうです。ご家族全員分のポケットを用意して、スマホ充電ステーションにするのもいいですね。
5.ワイヤーネット
最後は普段あまり目に入らないけれど、覗いてみると大変な事態になっているテレビ裏。
テレビ、DVDレコーダー、ゲーム機、ファイアースティックなど、もうどのコードがどこにつながっているかわからないくらいぐちゃぐちゃです。
床にコードが落ちている状態なので、テレビ台の下を掃除機かけてもしっかり吸い切れていない気がして、いつも気になっていました。
そこで使うのが100円ショップなどで手に入るワイヤーネットとフック類。 さらに、ボリュームのあるコードをまとめるために、結束バンドも用意しました。
まずはシールタイプのフックをテレビ裏に貼りつけて、そこにワイヤーネットをひっかけます。
ワイヤーネットにフックを取り付けて、そこにコード類を引っかけていくのですが、ここでひとつポイント。
複数のコードがまとまった状態だと固定しにくいので、コードを抜くなどしてバラしてから1本ずつ引っかけていきましょう。
テレビのコードはとっても長くてボリュームがあったため、長すぎる部分を結束バンドでくくりました。
そして、全部のコードを引っかけ終わった状態がこちら。
もっときれいにまとめることもできますが、ここは普段は見えないテレビ裏。そこまでピッチリ整えなくてもOKです。
それよりも大事なのは、床面からコードがなくなったこと。
床に掃除機がかけやすくなったのはもちろんテレビ台にもコードが落ちたり垂れたりしていないため、ほこり取りがササっとできるようになりました。
今回はワイヤーネットを使いましたが、ひっかけるコードの量が少なければシールタイプのフックだけでも対応できます。
生活感あふれるコード類はさりげなく隠そう
充電ケーブルや延長コードは生活感が出やすいアイテム。しかも床にコードが這っているとお掃除しづらく、コード周辺にほこりやゴミが貯まりやすくなります。
ネット回線のルーター、テレビやキッチン家電などの電化製品まわりは特にコードが多くごちゃつきがちです。市販のケーブルボックスや身近なアイテムを使って、インテリアになじませつつスッキリ隠しましょう。