ドアがギイッと鳴るときの対処法 潤滑油とネジ締めで、きしみ音解決⁉

開け閉めをするたびにキーキーときしむ音がする扉は、ちょっとしたセルフメンテナンスで今すぐ解決できます。もし、扉の蝶番(ちょうつがい)が古くてサビなどが目立つ場合は、扉自体にダメージを与えないように早めの交換も検討してみましょう。

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潤滑剤はシリコンスプレーがベター

潤滑スプレーを蝶番に吹き付けて、蝶番の滑りをよくすることで、扉の異音問題は解決します。潤滑スプレーにはオイルスプレーやシリコンスプレー、グリーススプレーなどの種類がありますが、なかでもシリコンスプレーがおすすめ。

オイルスプレーには万能なイメージがあるかもしれませんが、蝶番が錆びやすくなってしまいます。シリコンスプレーは被膜をつくることで滑りをよくする効果があり、扉の蝶番のほか、ふすまやカーテンレール、木製の机の引き出しの滑りが悪いときなど、多用途で活躍するので、1本持っておくと便利なアイテムです。

また、グリーススプレーは粘着性があるため、より長時間効果が継続します。持続性を求める場合は、グリーススプレーを使ってもいいですね。

蝶番にスプレーするだけのお手軽さ

蝶番の接続部分にスプレーを吹きかけます。スプレーが垂れて床や扉についたままになってしまうと、染みなどの原因になるため、ペーパーを添えながらスプレーすると安心です。

扉に付いているすべての蝶番にスプレーを吹きかけ、何度か開け閉めをして油をなじませれば完了です。我が家の寝室の扉は「ギイッ」と音がして家族が寝ているときの開閉に気を遣っていたのですが、シリコンスプレーで異音がなくなり、見事解決しました!

半固形状の潤滑剤「コンパウンド」などもありますが、扉を持ち上げて蝶番の心棒に塗る必要があるため、そのまま吹き付けるだけのスプレータイプがお手軽です。

蝶番のネジを締めなおす

シリコンスプレーをさすと同時に、ネジのゆるみもチェックしましょう。毎日何度も開け閉めをすることで、蝶番のネジは少しずつゆるんでいきます。ネジがゆるむことで扉と扉の枠が接触して、異音が鳴っている場合も。

そのため、蝶番のネジに合ったドライバーで、しっかり締め直しましょう。入居して2年の我が家の扉にも、複数個所で少しのゆるみがみられました。シリコンスプレーをしてネジを締めるだけで、開閉がとてもスムーズになりましたよ。

古くなった蝶番は早めに交換を

経年劣化した蝶番はサビなどで摩擦が生じ、潤滑油を差しても効果が出ない場合があります。そんなときは、蝶番自体を交換しましょう。

リフォーム会社に扉の蝶番交換を依頼すると、相場は1~3万円程度。蝶番自体は数百円から数千円とそこまで高価なものではありませんが、交換費用と出張費用がかかるため、このくらいの価格になります。

蝶番交換のDIYは避けて、プロに依頼を

蝶番自体は安価なので、自分で交換したくなりますが、蝶番の交換は意外と技術が必要です。交換作業自体は自分でできたとしても、早くがたつきが出始めたり、毎日使っているうちに開閉ができなくなるなどの不調が発生することもあり、専門の会社に依頼するほうが安心です。

不具合のまま放置するのはNG

扉の開閉による異音や、開閉のしにくさを感じたら、早めに対処することが大切です。お手入れの手間や交換費用を惜しんでそのまま使い続けると、扉に大きな負担がかかり修復不可能になることも。そうなると蝶番の交換では対処できず、扉本体の交換となり、時間も費用も余計にかかります。

1つの扉で異音やがたつきを感じたら、時間にゆとりのある時に他の扉の蝶番も見てみて、必要に応じてお手入れするのがおすすめです。