キッチン排水溝のぬめりには重曹とお酢! 脱・塩素掃除で臭い対策にも
キッチンシンクの排水溝は、ぬめりと臭いが気になる箇所。そしてぬめりや臭いを感じると、お掃除がおっくうになり、さらに汚れが溜まるというループに……。そんな排水溝のお掃除には重曹とお酢! 塩素系洗剤の刺激が気になる方におすすめのお掃除方法です。
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排水溝は重曹&お酢でナチュラルにお掃除
ガンコな汚れがこびりついている場合は塩素系漂白剤を使って掃除をすると効果的ですが、塩素系漂白剤は肌への刺激やツンとくる臭いが気になる場合も。そんなときは重曹とお酢を使った掃除方法がおすすめです。
(1)カバーとゴミ受けを外して洗う
排水溝のカバーとゴミ受けを取り外して、住宅用洗剤を吹き付けて歯ブラシなどで丁寧に洗います。汚れが溜まりやすい隙間は、より念入りに。
(2)排水溝内に重曹を振りかける
カバーとゴミ受けを外した状態で、排水溝に重曹をたっぷり振りかけます。量が足りないと洗浄力が落ちますので、思い切ってかけましょう。今回は約200gの重曹を使用しました。
(3)お酢を回しかける
重曹めがけてお酢1カップ程度をまわしかけます。アルカリ性の重曹と酸性のお酢が反応すると、シュワシュワっと発泡! お酢の代わりに、お湯1カップにクエン酸小さじ1程度を溶かしたクエン酸水を使用しても同様に発泡します。
(4)10分以上放置
そのまま10分から30分程度放置します。
(5)熱湯で洗い流す
大きめの鍋にたっぷりのお湯を沸かし、一気に排水溝に流し込みます。蛇口からお湯を出してもいいのですが、大量のお湯を一気に流した方が、水流の勢いでより汚れがはがれやすくなります。
週2~3回が掃除の目安
排水溝のぬめりや臭いの原因は、くず野菜や食べ終わったあとの料理などの生ごみ。排水溝のゴミ受けに生ゴミが残ったままだと、それをえさにして菌が繁殖してぬめりや臭いが発生します。さらには詰まりにつながってしまう場合も。
そのため、日常的に生ごみの処理はしたうえで、週に2~3回を目安に排水溝の奥まで掃除をするのがベストです。特にジメジメした梅雨や気温の高い夏は、夜、キッチンを使い終わったあとに毎日ゴミ受けを掃除して、しっかり乾かすと◎。
毎日のひと手間が汚れ防止に
汚れが溜まると掃除がおっくうになりがちな排水溝は、日々の小さなお手入れも大事。特に油汚れはやっかいなので、油がこびりつかないように、シンクを使ったあとはお湯を流したり、お皿やフライパンの油汚れを紙で拭き取ってから水洗いをしたりすると、お掃除がぐっと楽になりますよ。