夏の晴れた日はカーテンの洗濯日和!漬け置き洗いでカビ対策も

洗濯するにはなかなか腰が上がらない大物、カーテン。汚れているのはわかっているけれど、何年も放置……という方も多いのでは。そんな方はカラッと晴れて乾きやすい夏の今こそ洗濯を! 今回は1年ほど洗っていない我が家のカーテンを、酸素系漂白剤に漬け置き&洗濯機で洗ってみました。

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カーテンは意外と汚れている

外からの花粉やホコリ、排気ガスなどと触れやすく、汚れが溜まりやすいカーテン。冬には窓の結露によってカーテンも湿気を帯び、カビが発生しやすい状態が続きます。カーテンの内側(窓側)に黒いポツポツがあれば、それはカビかもしれません。

また、初めは真っ白だったレースカーテンも、汚れが蓄積すると白さが失われていき、部屋の雰囲気が重たく感じられることもあります。

そのため、少々面倒な気持ちにはなりますが、カーテンも定期的に洗濯をしたいところ。カラッと晴れた夏日が、カーテンの洗濯日和です!

ということで、1年以上放置していた我が家のカーテンのセルフクリーニングに挑戦してみます。

写真ではわかりにくいのですが、よく見てみるとカーテンの裏側(窓側)を中心に黒ずみがあるような。ほかにも、子どもの食べこぼしかわかりませんが、なにやら小さなシミも発見。

汚れている予感がヒシヒシしてきます……。

カーテンを洗う前にココをチェック!

カーテンの素材はデリケートなものが多く、普通に洗濯してしまうと生地を傷めたり縮んだりする可能性があります。

そのため、自宅でセルフクリーニングできるかどうかを初めにチェックしましょう。

洗濯表示のチェック

衣類と同じように、カーテンにも洗濯表示のタグが付いています。洗濯機で洗えるか、温度は何度までか、そもそも水洗いが可能か、などについて確認しましょう。

今回洗うカーテンはポリエステル100%。一番左のマークから、洗濯水の最高温度は40度、洗濯機で弱めの洗濯は可能ということがわかります。

このマークのバケツのようなものの下に線がない場合、もしくは今回のように線が1本の場合は弱アルカリ性の衣類用洗剤で洗濯できます。

一方、下線が2本ある場合は、中性洗剤やおしゃれ着用洗剤を使用するとよいでしょう。

上記の洗濯表示のように、左上にあるバケツ型のマークに「×」が付いている場合は水洗いができません。

色落ちのチェック

洗濯表示で水洗いや洗濯機利用が可能とされていても、素材によっては色落ちをする場合があります。

使用予定の洗濯洗剤を水に薄めて、白いタオルの一部を浸し、カーテンの目立たない部分をポンポンと軽く叩いてみましょう。タオルにカーテンの色が移っている場合は色落ちする可能性があるため、別の洗剤を使うかクリーニングに出す方がベターです。

また、綿や麻、レーヨンなどは色落ちが起こりやすい素材です。これらの素材のカーテンや、高級なもの、大切なカーテンなどは、自宅でのセルフクリーニングは避けた方がよいでしょう。

無理な洗濯は色落ちや縮みの原因に

さきほどの洗濯表示タグの写真、2枚目のカーテンも我が家のものなのですが、実は水洗いNGなのを承知で、一度セルフクリーニングをしたことがあります。

今回と同じように酸素系漂白剤に漬け置いたのですが、色落ちがすごい……。浴槽にはった水が見事にデニム色になりました。

また、洗濯機での脱水は短時間にしましたが、麻100%という素材のせいか、しばらく洗濯ジワがひどかったです。心なしか縮んだ気もします。やはり、洗濯表示をしっかり守って洗濯するべきですね(反省)。今は割り切って、色落ちした風合いを楽しんでいます。

自宅でカーテンを洗う方法

それでは、事前チェックを終えたところで、漬け置き&洗濯機のダブル使いでカーテンを洗っていきます!

もちろん洗濯機だけでもOKですが、今回のようにカビが気になる場合は、酸素系漂白剤での漬け置きをプラスするのがおすすめです。

  • <準備するもの>
  • ・酸素系漂白剤
  • ・洗濯洗剤(今回は中性タイプを使用)
  • ・大きめの洗濯ネット(40×40cmのものを使用)

1.カーテンレールから外す

カーテンレールからカーテンを外して、フックを取り外します。フック自体が汚れている場合もあるので、余裕があればフックも食器用洗剤などで軽く洗って、乾かしておくと◎。

2.浴槽で約1時間漬け置く

浴槽にカーテンが浸かるくらいのお湯を入れます。洗濯表示タグをチェックして、指定の温度を超えないように注意しましょう。

ここに、酸素系漂白剤を加えていきます。

パッケージの表示を参考にして使用量を決めましょう。浴槽に入れたら、しっかり混ぜて溶かします。

今回は40度のお湯を浴槽の底から約10cmくらい入れて、そこに酸素系漂白剤を付属のスプーン3杯分(100g弱)を入れました。

カーテンを入れたらぎゅっぎゅっと手で押しながら、しっかり水分を吸わせます。

手荒れが気になる場合は、ゴム手袋を利用しましょう。

この状態で、1時間ほど漬け置きます。

あまり放置しすぎると、生地が傷んだり色落ちする原因となりますので、タイマーをかけておくと安心です。

1時間後、カーテンを持ち上げてみると……

白濁色だったお湯が、茶色いような、黄色いような、何とも言えない色に。ともかく、汚れがお湯に溶け出しているのが分かります……。

3.ドレープに合わせて折りたたむ

浴槽のお湯を抜いたら、ドレープに合わせて折りたたみ、洗濯ネットに入れます。

レースカーテンなどはあまりドレープを気にせず折りたたんでもOK。厚手でドレープがしっかり出ているカーテンは、丁寧に折りたたんだほうが洗濯ジワがつきにくくなります。

洗濯ネットは小さすぎるときれいに入らないし、大きすぎると洗っている最中にずれて中でぐちゃぐちゃになるので、ジャストサイズだと◎。

4.洗濯機にかける

洗濯機に入れて、洗濯表示に沿った洗剤・洗剤量・洗濯コースにて洗濯をします。

今回は中性洗剤を指定量使って、おしゃれ着洗いコースで洗濯しました。

脱水時間が長すぎると洗いジワができやすくなったり、デリケートな素材のものはダメージを受けたりします。心配な場合は脱水を手動にして、1分くらい軽めにかける方がいいでしょう。

5.カーテンレールに吊るして干す

脱水まで完了したら、最後は干して終了!

フックを取り付けてカーテンレールに吊るします。

厚手のカーテンの場合は広げた状態でバルコニーなどで干す方が早く乾きますが、直射日光を当てると変色してしまうことも。

カーテンレールに吊り下げて乾かす方法が型崩れしにくい点でもおすすめなのですが、どうしても屋外に干したい場合は陰干しをするようにしましょう。

カーテンの裏側を見てみると、洗う前に気になった薄っすらとした黒ずみがなくなってきれいに!

洗い立てはややシワが目立ちますが、吊るしたまま干しておけば数日程度で気にならなくなりますよ。

早く乾かしたいときは、サーキュレーターや扇風機、除湿機などを使うのがおすすめです。乾燥機の使用は生地が伸縮したり、生地がダメージ受けたりするので、控えるようにしましょう。

カーテンのお洗濯を夏にすべき、たったひとつの理由

それは、乾きやすいから。

晴れる日が多く、日が長い夏は、カーテンを洗濯する時期としてピッタリ。朝イチで洗濯してカーテンレールに吊るしておけば、よほど厚手のカーテンではない限り、夕方頃には乾くでしょう。

ちなみに、お天気がいまいちな冬に今回洗ったカーテンを洗濯したことがあり、その時は完全に乾くのに丸1日以上かかってしまいました。

カーテンは年末の大掃除にまとめず、夏休みの課題と思って晴れた日にちゃちゃっと洗濯してしまいましょう。

毎年夏休みはカーテンを洗おう!

厚手のドレープカーテンは年1回、より汚れが付きやすく目立ちやすいレースカーテンは年に2~3回程度を目安に洗濯したいところ。

「厚手のドレープカーテンは毎年夏休みに洗濯する!」と決めて、ルーティンにしてしまうのがおすすめです。

漬け置き洗いでたっぷり汚れが落ちた状態を目の当たりにすると、つい頻繁に洗いたくなる人もいるかもしれませんが、洗いすぎはカーテンを傷めます。適切な頻度で洗濯してあげましょう。

カラッと晴れた日に大物の洗濯を終えると、気分もさっぱりして気持ちいいですよ。