お掃除し忘れてない? お風呂の床はオキシクリーンパックで漬け置き掃除
バスタブは毎日掃除するけれど、お風呂の床は何もしていない‥‥。そんなあなたのお風呂の床、実はデコボコ部分に汚れが溜まっているかも。よーく見てみて黒ずみが気になったら、オキシクリーンで真っ白を取り戻して、気持ちよく入浴しましょう!
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お風呂の床を漂白!必要な道具と手順
お風呂の床の黒ずみは長時間をかけて少しずつ汚れが蓄積しているので、なかなかの頑固モノ。お風呂用洗剤を付けてスポンジでこすっても落ちないかもしれません。そんな時は酸素系漂白剤の出番。今回は、「オキシクリーン」を用いて、こすり洗いとオキシパックのダブル攻撃でお掃除してみました。
床が白くきれいになると、浴室全体がパッと明るく感じられるので、ぜひ挑戦してみてください。
■必要な道具
- ・オキシクリーン
- ・スポンジ
- ・キッチンペーパー
- ・ゴム手袋
そのほか、必須ではありませんが、浴室用スリッパがあると足裏にオキシ液が付かず、お掃除がしやすいですよ。
■掃除の手順
(1)洗面器やバケツにオキシクリーンを付属スプーンで2杯入れる
バケツや洗面器がなければ、料理用のボウルや鍋でも大丈夫です。
(2)40~60度のお湯を1L程度入れる
(3)しっかり溶かしながらスポンジにオキシ液を染み込ませる
濃いめのオキシ液なので、ゴム手袋の利用をおすすめします。オキシクリーンが溶け切るようにしっかり混ぜましょう。
(4)スポンジでこすり洗い
スポンジにたっぷりオキシ液を含ませて、床をこすり洗いします。床掃除のついてに、壁やバスタブ、排水溝、浴室扉などもささっとこすると◎。
(5)汚れがひどいところにはオキシパック
キッチンペーパーをオキシ液に軽く浸して、汚れがひどい部分に広げてパックします。
(6)そのまま1時間程度放置
床面全体をこすり洗いしてオキシパックもしたら、そのまま1時間ほど放置。放置している間に少しずつ汚れが浮き上がって、取れやすくなっていきます。
だからといって、半日も丸一日も放置するのはダメ。長時間放置すると、素材によってはダメージが出る場合もありますので、最大でも6時間程度にとどめておきましょう。
(7)再度こすり洗い
1時間経過したら、洗い流す前にスポンジで再度こすり洗いをします。お見苦しい写真で申し訳ないのですが、どこから出てきたかわからないカスがたくさん……。
また、さっとこすっただけだとなかなか汚れは取れません。そして、デコボコ部分に汚れが溜まっているため、一方向にこするのもダメ。しっかり力を入れながら、円を描くようにこすってみてくださいね。
(8)すすいで仕上げ!
最後はすすいで完了です。全体的に薄汚れていた床がきれいになって、浴室がぱっと明るくなりました!
ぬめりが残っていると滑りやすく危険なので、熱めのシャワーでしっかり洗い流しましょう。
(おまけ)どうしても取れない汚れはメラミンスポンジ
我が家は子どもが習字で使った筆をお風呂で洗っているので、墨で黒ずんでいる部分もありました。オキシクリーンでは取れなかったのでメラミンスポンジでゴシゴシしてみたら、それもきれいに落ちましたよ。
メラミンスポンジの威力はすごいのですが、お風呂の床全面をメラミンスポンジで掃除するのは大変なので、オキシクリーンで落とせなかった部分の仕上げ掃除に使うのがおすすめです。
注意したいポイント
オキシクリーンを使ったお風呂の床掃除で気を付けたいポイントは3つ。
1.冷たい水では効果ダウン
酸素系漂白剤であるオキシクリーンが効果を発揮しやすいのは、40~60度。温度が低いと、オキシクリーンが溶け切らないうえ、しっかりとした効果が得られません。
2.特に肌が弱い人はゴム手袋必須
「塩素系じゃないし、肌に優しい酸素系漂白剤だからいいか」と、ゴム手袋なしでお掃除を進めてはいけません。酸素系とはいえ漂白剤。思いがけず肌にダメージが出ることもありますので、肌が弱い人はもちろん、そうでない人もゴム手袋を使ってお掃除することをおすすめします。
3.水アカは落とせない
水栓や鏡につく「水アカ」に対しては、オキシクリーンは有効ではありません。アルカリ性である水アカ汚れには、酸性であるクエン酸を使ったお掃除が効果的です。
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